Dual enrollment 留学とは?

Dual enrollment 留学って何?

私のインスタグラムをみて下さっている方は、もっとこの留学方法について知りたいと思って読んでくださっているかもしれません。何のことか全くわからない人、留学に興味がある人、それぞれいると思います。

私が紹介しているこの Dual enrollment 留学とは、簡単に言うとアメリカの教育制度を使うことで、高校生がアメリカ大学で学ぶことが可能になるプログラムです。

沢山の疑問が浮かびますよね。日本ではまだほとんど知られていない留学方法だと思います。なぜ私がこの留学方法を紹介しているかというと、私自身、高校生の時アメリカ大学に入学したいと思っていたからです。しかし、周りにそんな選択肢をもつ人はおらず、情報も少なかったためとても不安でした。

しかし、色んなエージェントに話を聞きにいったり、パソコンやスマホで調べたり、時にはアメリカの学校に直接話を聞いてみたりしながら、最終的にはエージェントの力をかりず、一人ですべて手続きを行い渡米しました。

この留学方法を扱っているエージェントはなかなかなく、日本語での情報はゼロといっても過言ではないと思います。しかし、とても素晴らしいプログラムなので、これからアメリカ留学に挑戦してみたいと思っている中高生のみなさんの、将来の選択肢を増やすことが出来たらうれしいです。私が情報発信することで、少しでも誰かの留学のきっかけになれたらいいなと思っています。

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実際留学するのにいくらかかってるの?授業料、生活費、公開

留学っていくらかかるの?

実際に一年間アメリカに留学した私が実際にどれだけお金がかかったのかを紹介します。コロナウイルスが収まって海外に行く人が増えた今、留学を考えている人も少なくないはずです。ところが、多くの人をとどまらせてしまっているのが金銭面。
 

実際、留学するのにはどのくらいのお金が必要になるのか。

 

 

初めに

もちろん、どのくらいの期間留学するのか、どのプログラムで留学に行くのか、また留学する国の物価などによって様々です。
 
今回は私が紹介している Dual enrollment programでアメリカに一年間留学した場合についてお話します。このプログラムは少し特殊ですが、実際にアメリカの大学(コミュニティカレッジ二年制大学)に留学するのと費用面で変わりはないので多くの方に参考にしていただけるかと思います。
 
Dual enrollment programがどんなプログラムか分からない、知りたいという方は下のリンクから読んでみて下さい。
また、今や数えきれないほどある留学の選択肢、どの方法が自分に当てはまるのか知りたいというかたは、こちらのリンクから。
 
軽くDual enrollmentについて説明すると、このプログラムは高校の途中からアメリカの大学で授業を受けるというものです。このプログラムで留学すると決めた学期から、高校生兼大学生として、アメリカの現地の大学で学びます。そのため、高校三年間のうち残りの学期数プラス、3~3.5年アメリカの大学に留学することになります。今から紹介するのは一年間の費用なので、Dual enrollment留学を考えている方、または大学進学や交換留学など、それぞれの留学期間と照らし合わせて見ていただければ幸いです。

 

学費

転校(トランスファー)したため、二つの州を経験したのですが学校や州によってかなり差があり、一概にこの額とは言えないので、自分の行きたい学校のホームページでも確認してみて下さい!
 
秋学期(8月~12月) 
$390.96 × 15単位 = $5,864.4
 
冬学期(1月~4月)
$390.96× 12単位 = $4,691.52
 
年間
$5,864.4 + $4,691.52 = $10,555.92
 
円にすると約1,543,169円
円安が怖いくらいに影響していますが、、
 
一学期にとる単位であったり、そもそも西海岸の学校は二学期制ではなく四学期制だったり、本当に学校によって違ってくるのですが、コミュニティカレッジだと一年で150万円くらいが平均なのではないかと思います。
 
また奨学金など、学校によってあったりなかったりもするのでその辺りも調べて学校選びをするのがいいかもしれません。
 
実際に私も今学期で $1,000、 約15万弱もらうことが出来ました。
奨学金についての記事も書こうと思っています。
 

家賃

家賃に関しても、私は学生寮、ホームステイ、アパートと3パターン経験したのでそれぞれ額を一年間分にして紹介します。
 
学生寮[四学期制の学校でした。期間は同じ一年間です]
4人部屋。一人一部屋、台所とリビング共有。洗面所とトイレ浴槽は二人ずつで共有。
食事はついておらず、自炊
 
秋学期(9月~12月)$3,650
冬学期(1月~3月) $3,650
春学期(4月~6月) $3,650
 
プラスで申請代 $275 、掃除代 $200 、アクティビティ代各学期 $25
などがかかり
 
年間
$3,650 × 3 + $275 + $200 + $75 = $11,500
 
日本円で 1,681,645円。授業料よりも高いですね。
 
 
ホームステイ
一人部屋。私のホームステイ先の場合、洗面所、トイレ浴槽は私一人でつかっていました。
毎日三食込み。ホストファミリーが毎食作ったり、軽食を持たせてくれていました。
 
秋学期(9月~12月)$3,242
冬学期(1月~3月) $2,677
春学期(4月~6月) $2,707

同じくプラスで申請費 $275 、アクティビティ代各学期 $25 がかかり

 
年間
$3,242 + $2,677 + $2,707 + $275 + $75 = $8,976
 
日本円で 1,312,560円。寮よりは安く、三食のごはんも作ってくれます。
 
 
アパート
今私は、知り合いに紹介してもらい、一般人の方も住んでいるアパートを契約しています。
家自体は三人で住んでいて、二人のルームメイトがいます。一人一人部屋があり、リビングとキッチンは共有、洗面所とトイレ浴槽は二人で共有しています。
食事プランなどはなく、自炊です
 
ひと月
家賃      $386
インターネット $25
電気代     $60.63
 
合計 $386 + $25 + $60.63 = $471.63
 
年間(9月~6月)
$471.63 × 10 = $4,716.3
 
日本円で 689,620円。かなり安いです。日本で暮らすのとあまり変わらないかもしれません。ただ、寮と同じく食事は自分で作らないといけません。
 
 

生活費

生活費に関して、含まれているものは、ざっくり食費と生活必需品です。プラスで娯楽費。
遊びに行く頻度はそこまで高くなかったのですが、週1から2,テスト期間などもあるのでひと月でいうと平均8~10回程度だったと思います。
 
ホームステイで食事が出るというのはすごく大きく、自炊をしていた時と比べて出費がかなり減っていました。
 
ひと月
食費  $136
生活費 $136
娯楽費 $68
 
円にすると大体
食費と生活費が約二万円、娯楽費が約一万円でした。
 
年間(9月~6月)
自炊をする場合 約50万円
ホームステイの場合 約30万円
 
 

保険

留学するにあたって、何かしらの保険に入っておくのは必須だと思います。
何もないのが幸せですが、海外(特にアメリカ医療費が高いアメリカなど)で病気をしてしまったり、あるいは入院となると莫大なお金がかかり、不安ですよね。
 
私は学校の保険に入ることが必須だったため、ずっと学校の保険に入っていました。アメリカのものです。その保険でほとんどがカバーされていたため、日本の保険には入っていませんでした。
 
ワシントン州の大学が提携していた保険会社
一年(9月~6月)$1,096.20
        約161,930円
 
 
フロリダ州の大学が提携していた保険会社
一年(9月~6月)$1,804
        約266,414円
 
留学費用を考えるとき、保険を見落としがちかもしれませんが意外と負担になってくるかもしれません。しかし、日本で入ったとしてもこのぐらい費用がかかると思います。
費用はなるべく抑えて行きたいところですが、アメリカの医療費は馬鹿にならないほど高いので、万が一のためになんらかの保険には入っておくべきでしょう。
その時は、どこまで保険でカバーされるのかも確認して比較しながら選ぶのが安全かなと思います。
 

まとめ

すべての費用をまとめると
2,894,719円 ~ 3,991,228円
大体 300万~400万が相場になってくると思います。
 
これはあくまでも私の場合なので、コミュニティーカレッジ(二年制大学)に通う場合と四年制大学に通う場合、授業料も奨学金の多さもかなり違うので
参考程度に見ていただけるとありがたいです。